第21課(名詞・形容詞)~んです。 [NOUN + なんです。][i-ADJECTIVE + んです。][na-ADJECTIVE + なんです。]
状況・事象の説明的言及を表します。質問に答えたり、理由や状況に関する補足説明を付け加えたりする時に用いることが多いです。
【例1】
A: これは メッシの サインですね?
B: はい、彼(かれ)の ファンなんです。
【例2】[レストランで]
エミル: どうしたんですか?トンカツは あまり おいしくないんですか?
チェン: いいえ、おいしいんですが、少し 硬(かた)いんです。
肯定文では、名詞とna-形容詞の場合は、後ろに「なんです」を付け、i-形容詞の場合は、「んです」を付けます。否定文では、名詞とna-形容詞の場合は、後ろに「ではないんです/じゃないんです」を付け、i-形容詞の場合は、「い」を「く」に変えて後ろに「ないんです」を付けます。
また、相手に理由をたずねたり、状況について説明を求めたりする時は、上の4.の疑問文のように、QUESTION WORD(疑問詞)「どうして」または「なぜ」(why)を用いて、末尾に「か」を付加します。
【語彙】
【名詞(nouns)】
イスラエル
祇園祭(ぎおんまつり)
サイン
すし屋(すしや)/すし屋さん(すしやさん)
中古品(ちゅうこひん)
DVD(ディー ブイ ディー)
話(はなし)
ファン
弁当(べんとう)
ワイン
【副詞(adverbs)】
あんなに
こんなに
そんなに
【その他(other)】
どうしたんですか
【例文】
1. これは村上春樹の小説ですか? ― そうです。とても面白いんです。(肯定文、文型2)
2. それは新しいタブレットですか? ― ええ、すごく便利なんです。(肯定文、文型3)
3.[食べるところについて相談しています]
A: あそこのすし屋はどうですか?
B: ……うーん、生の魚はあまり好きじゃないんです。(否定文、文型3)
4.
A: [駅で]きょうはどうしてこんなに人が多いんですか?(肯定文、文型4)
B: きょうは祇園祭の日なんです。(肯定文、文型1)
これは むらかみはるきの しょうせつですか? ― そうです。とても おもしろいんです。
それは あたらしい タブレットですか? ― ええ、すごく べんりなんです。
A: あそこの すしやは どうですか?
B: ……うーん、なまの さかなは あまり すきじゃ ないんです。
A: きょうは どうして こんなに ひとが おおいんですか?
B: きょうは ぎおんまつりの ひなんです。